基本的にタイルを突きつけで貼ることはおすすめしていません。
理由は2つあります。
1つは、タイル寸法が均一でないためです。
生産技術が上がっているとはいえ、タイルは焼き物。寸法に多少の誤差は生じてしまうことがあります。目地にはその誤差を調整する役割があります。
もう1つは、目地に施工後の歪みを調整する役割があるためです。
目地が無いと地震や温度・湿度など外的な要因で下地に動きが生じた場合、突きつけたタイル同士がぶつかってタイルが損傷する可能性があります。
目地には他にも「接着の補助」や「外部からの水・埃などの侵入を防ぐ」といった役割もあります。
意匠性・耐久性を考慮すると、目地入れでの施工をおすすめします。
中にはLIXIL「エコカラットプラス」など、目地入れ不要で施工できるタイルもあります。
それぞれ空間や商品特性に合わせたアイテムと施工方法を選びましょう。
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