Blogスタッフ日記
YAACHOのかわいいタイル_サムネイル

第2回タイルクラフト作家さんインタビュー

2023.10.02

〜タイルマーケット×ご購入者様=もっと繋がりを〜
第2回タイルクラフト作家さんインタビュー🎤

ついこの間まで暑すぎるくらいだったのに、だんだん涼しくなってきて秋だな〜🍂
と感じている社員S💁‍♀️が今回もお送りしていきます!
タイルの魅力をもっと知りたい!タイルを購入して実際に使っていただいている方のお話を聞いてみたい!と思い始めスタートしたこの企画🎉

第2回目は、ハンドメイドタイル「YAACHO」でもお馴染み💓
陶磁器アーティストのSAKI TAKAGIさんにお話を伺いました!
今回もとっても素敵なご回答をいただきましたので最後まで是非ご覧ください!😆
※本当は直接お話を伺いたかったのですが、このご時世ということもありメールにてご質問させていただきました☺️

陶磁器アートタイル・雑貨【YAACHO】さん プロフィール

ハンドメイドタイル「YAACHO」

「YAACHO」は長野県の八ヶ岳にアトリエを構え陶磁器を中心にアートオブジェ、オリジナルタイルや雑貨を作っているアーティストSAKI TAKAGIのオリジナルブランド。
遺跡や街並みをモチーフとした彼女の作品は宝箱に大切にしまっておきたくなるようなどこかエキゾチックな佇まい。

【YAACHO】の作品購入はこちらから

〜手に馴染んだ素材はやはり粘土〜
—作品作りを始めたきっかけ

作品作りを始めたきっかけ

幼少期から絵を描く事やものづくりが好きで、一番遊んだおもちゃは恐らく油粘土だと思います。
小学生になってもそれは変わらず、何か物を作って生きていくんだろうなと漠然と感じていました。
学生時代は彫金を学び、オーダーメイドジュエリーの会社で働いていた際に、自分で完結するものづくりの世界に戻りたいと思い、手に馴染んだ素材はやはり粘土でした。

〜自分で焼けるじゃない!作ってみよう!〜
—タイルを⽤いた作品を作ろうと思ったきっかけ

陶磁器アートタイル・雑貨【YAACHO】
元々レンガやタイルを使った建築物が好きでした。日本や世界のそういった建物の写真集を眺めては質感を想像したりしていました。東京から八ヶ岳に移住した際、ふと家のリフォームにタイルを使いたくなりました。
オブジェ制作の際に使っていた陶芸用の小型電気釜を持っていたので、自分で焼けるじゃない!作ってみよう!と思い立ったのがきっかけです。タイル制作に嵌ってしまい、リフォームは何も進んでいません。

〜誰かの沢山のお気に入りの中のひとつに、日々の元気の1グラムなれたら〜
—普段の作品作りで⼤切にしていることやこだわっていること

普段の作品作りで⼤切にしていることやこだわっていること

人の手で何かを作り出す時、必ずそこに思いや願いが込められていると思っています。
誰かを癒したいとまで言うのはおこがましいですが、誰かの目に私の作品が映った時に、優しいものに見えていたらとても嬉しいです。
美味しいコーヒー、甘いクッキー、優しい香りのお花、元気になる映画、奮い立つ音楽、誰かの沢山のお気に入りの中のひとつに入れたら、その方の日々の元気の1グラムくらいにでもなれたらと思いながら制作しています。

〜疲れているときは癒されるし、気が落ちているときは励まされる〜
—制作活動をしていく中で印象的な出来事や嬉しかったこと

イメージ写真

イメージ

大判アートタイルを購入してくださったお客様から「あなたのタイルを見ると疲れているときは癒されるし、気が落ちているときは励まされる」と仰っていただいた事がとても嬉しくて心に残っています。
そう感じていただけるものを作り続けていきたいです。

〜無地の粘土を前にして絵を描くように作っているのかも〜
—作品のアイデア(形や配色なども)はどのようにしてうまれていらっしゃるのでしょうか?

普段制作をする時は、デザインや配色の構想は0の状態で制作しています。
ここに丸があったら気持ちが良いな、とか全てを直線で区切って構成してみよう、とその場で見えたものを作っています。
アフリカンアートや彫刻が好きで絵を描くのも趣味なので、無地の粘土を前にして絵を描くように作っているのかもしれません。
海外の映画を流しながらふと目に留まったインテリアや街角の風景をラフに書き留めておくこともあります。
それがそのままデザインになることはありませんが、何かの拍子に隙間を埋めるように顔を出すことがあります。

〜幼少の頃自分の事を山羊だと思っていた時期が…〜
—「YAACHO」様のお名前の由来

ヤギだと思っていた写真

イメージ

これは何と言うか少し話しにくいのですが、幼少の頃自分の事を山羊だと思っていた時期がありまして。
冗談でなく本当に山羊だと思っていたんです。
なので一人称がわたし、あたしになる前は自分の事を“やぎさん”と呼んでいました。
そこから、“やーちゃん”、“やあちょ”と変化しまして、未だに姉は私の事を“やあちょ”と呼びます。
作家活動を始める際に屋号をどうしようかと考えたのですが、真っ先に“やあちょ”が浮かび、そのまま採用しました。
角がある動物が好きなのでなかなか気に入っています。

〜将来は長野に住む!!と小学生の頃から〜
—アトリエに八ヶ岳を選んだ理由

八ヶ岳

イメージ:八ヶ岳

幼少期から家族旅行と言えば長野でした。
小さい頃は全身アトピーが酷く夏は毎年辛かったのですが、八ヶ岳での避暑の間は心なしか楽に感じたのを覚えています。
しっとりとした森の空気がとにかく気持ちがよくて、将来は長野に住む!!と小学生の頃には決めていました。
その後出会った夫も八ヶ岳が大好きで、老後は決まりだね!と言っていたのが色々とタイミングが噛み合い思ったよりも早く移住が実現しました。
庭には鹿やリス、ニホンカモシカが遊びに来て、夜にはフクロウが鳴く山でひっそりと制作しています。

〜YAACHOミニタイルがやはりおすすめ!色違いを含めると500種は越えている?!〜
—イチオシのタイル

YAACHOのかわいいタイル

ボウクス様にもお取り扱いをしていただいているミニタイルがやはりおすすめです!
色違いを含めると500種は越えているのではないかと思います。
簡単なDIYにもアロマストーンやお箸置きにも使えますし、ポストや表札等外で使っていただいても大丈夫です。
イベント出展の際も、お客様によって色選びが本当に様々で、同じ系統でまとめたり全てを違う色にされたり、ご家族で好きな色をひとつずつ選んだりと同じ組み合わせになることがほぼないので、お客様の感性を含めた一点物DIYになるのかなと思っています。

【YAACHO】のミニタイルはこちらから

〜作りたい物や、やりたいことがたくさん!〜
—作家様としての今後の展望

YAACHO植木鉢

作りたい物や、やりたいことがたくさんあります。
タイルはより装飾に凝ったアートタイルも沢山制作して並べてみたいですし、お庭用にレンガなどの色味に合うようなシンプルな造形の物も作りたいです。
元々ジュエリーを制作していた事もあり、陶土タイルの指輪やブローチも展開してみたいです。
『自分が欲しいと思ったから作り始めた』というきっかけのタイルが、ここまで多くの方にご覧になって頂けるようになるとは本当に想像もしていませんでした。
タイルはもちろん、一輪挿しや植木鉢などインテリアの制作も併せて増やしていきたいです。
いつかあらゆるタイルを所狭しと並べたタイル展なんかも開催してみたいですね!

お忙しい中お答えいただきありがとうございました🙌💖

個人的に“YAACHO”というお名前の由来がとても気になっていたのですが、まさかのご回答でした🐏
作品のデザインについても、「こういうものを作りたい」とイメージを決めてから作られる人が多いと思うのですが、構成がない状態から素敵な作品を作り上げていくというSAKI TAKAGIさんの作品作成のスタイルに驚きました🫢
今後の展望でお答えいただいた「陶土タイルの指輪やブローチ」の展開!ぜひ購入させていただきたいです💍✨
(関係ないですが、実は私S💁‍♀️も小さい頃長野県に住んでいたことがあり…インタビュー前にアトリエが八ヶ岳と知って勝手に親近感が湧いていました😅)

2回に渡りクラフト作家さんインタビューをお送りいたしました🌟
いかがでしたでしょうか?😁
なかなか知ることが出来ないクラフト作家さんの素顔を知ることが出来たのではないでしょうか😎
クラフト作家さんの作品への想い、購入してくださっているお客様への想いは私たちタイルマーケットのスタッフと重なる部分がありました☺️

またクラフト作家さんインタビューを引き続き出来たら…と思っているので
皆さんの気になる作家さんも是非是非教えてください!💗

では!今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🙇‍♀️
次回のコラムもお楽しみに〜🎶