タイル選びで重要なのは、ただ美しいだけでなく、空間に「どんな雰囲気を加えるか」。
新商品「LIT – リト」シリーズは、無機質な質感の中に繊細なニュアンスを宿した、セメント調の磁器タイルです。
金属のような鈍い光沢と、コンクリートのようなマットな質感が絶妙にブレンドされており、インダストリアルな空間にはもちろん、シンプルモダンやナチュラルテイストのインテリアにも馴染みます。
デザイン：硬質な美しさと繊細なニュアンス
このシリーズの最大の特徴は、セメントの無骨さと金属の上品な反射を絶妙に組み合わせた表情。
表面にはかすかなムラや陰影があり、光の当たり方によって印象が変わります。決してのっぺりとした単調なタイルではなく、時間とともに味わいが深まるような表情を持っています。
特に印象的なのが、わずかに光を含んだような金属質の輝き。
一般的なセメント調タイルはマットなものが多いですが、「LIT – リト」シリーズは角度によってほのかに光を拾い、まるで使い込まれた鉄やブロンズのようなニュアンスを醸し出します。
この微妙な光沢が、単なる無機質ではなく「洗練された工業感」を演出してくれるのです。
カラー：6つのバリエーションで空間に個性を
「LIT – リト」シリーズは、Pearl・Mint・Grey・Azzurro・Copper・Coalの6色展開。
それぞれに異なる表情があり、組み合わせ次第で多彩な印象を生み出せます。
-
Pearl（パール）：淡いグレージュのような色合いで、ナチュラルな雰囲気を演出。柔らかく明るい空間に。
-
Mint（ミント）：落ち着いたくすみグリーン。モダンなカフェやホテルライクな空間にぴったり。
-
Grey（グレー）：都会的でクールな印象。シンプルながらも存在感のある定番カラー。
-
Azzurro（アズーロ）：ニュアンスのあるブルーグレー。木目との相性がよく、北欧スタイルにもマッチ。
-
Copper（カッパー）：銅のような温かみのあるブラウン系。レトロモダンなテイストにも。
-
Coal（コール）：深みのあるチャコールグレー。シックで重厚感のある雰囲気を作り出す。
このカラーバリエーションがあることで、ただの「無機質なコンクリート風タイル」に留まらず、空間ごとに異なる印象を持たせることができます。
サイズとスペック：トレンドの大判・600×600mm
600×600mmは、バランスの良いサイズ感で、床にも壁にも使いやすいのが特徴です。
また、内床タイプと外床タイプの2種類があるため、屋内外を横断するシームレスな空間デザインを叶えます。
外床タイプの表面は適度なざらつきがあり、滑りにくい仕上げになっています。（極端に水濡れした床は滑りやすくなりますので、ご注意下さい。）
LIT – リトが叶える、洗練された空間デザイン
このタイルが持つ「硬質な質感」と「繊細な陰影」は、空間に奥行きをもたらします。
たとえば、ミニマルな家具と組み合わせれば、より素材感が際立ち、シンプルながらも洗練された印象に。また、木目の家具や観葉植物と合わせることで、冷たすぎないバランスの取れたインテリアを作ることができます。
都会的でスタイリッシュな雰囲気を求めるなら「LIT – リト」はまさに最適な選択肢。
ただの「コンクリート風」ではなく、「素材としての豊かさ」を感じさせるタイルです。
タイル一枚で、空間の表情はガラリと変わる。そんな変化を楽しみたい方にこそ、ぜひおすすめしたいシリーズです。
