木材や石材の「本物が故の価値」というのは普遍的なものです。しかし、昨今の地球環境とそれらを照らし合わせたとき、その価値ある資源の「限界」は認めざるを得ません。
昨今メディアやSNSでもよく見聞きするようになった「SDGs(エスディージーズ)」。
これは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された、国際社会共通の目標です。
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されていて、大きく3つのカテゴリに分類できます。
目標1~6
発展途上国を中心とした課題
1から6までの目標は、主に発展途上国を中心とした課題です。誰しもが心身ともに健全に生きていく上ので「基礎」と言えるべき取り組みが掲げられているのが特徴です。
目標7~12
先進国を中心とした課題
一方7〜12までの目標は、主に先進国の課題といえそうです。また「企業」「社会」といった世の中に属する様々な枠組みに対しても向けられているテーマであるように感じます。
目標13~17
グローバルな課題
気候、環境、平和、公正・・・グローバルな課題がずらりと並びました。17番目の目標は「これらについてはみんなで目標を達成するのだ」という「目標を完遂する、という目標」を掲げて締め括られています。
話は冒頭に戻ります。
有限で貴重で、だからこそ魅力的な天然の素材を用いる建築資材。そしてその販売施工に携わる私たち。SDGsが掲げられた今、この目標を達成するピースになるために、タイルにできることってなんだろう?
この連載では、タイルが、そして私たちボウクス・タイルマーケットが、SDGsというテーマを通して社会に貢献できることを、少し真剣に掘り下げ、考え、発信してみたいと思います。(正直SDGsについて、まだまだ知らないことばかりにつき・・・イチから勉強しながらとなりますがお付き合いいただけたら幸い!笑)
それでは次回もお楽しみに。
C,Okimura