Feature特集

メキシコタイルの魅力にせまる/ラテンのエネルギーと素朴な可愛らしさ

2021.08.05

メキシコタイルの歴史

13世紀後半ごろからイタリアの中部で陶器の生産が盛んに行われていました。これが所謂「マヨリカ焼き」と言われるものです。マヨリカ焼きは「錫釉(すずゆう)」という鉛を含む釉薬で色づけされた陶器で、地中海に浮かぶ「マヨルカ島」からその名がついています。

もともとイスラム教徒からはじまった技法を用いたこの陶器は、イタリア産とスペイン産が主流となって流通しました。そのスペインがメキシコを征服したことによって、メキシコにもこの製造技法が伝わったとされています。新しい産業を手にしたメキシコは、スペインの職人に敬意を示す意として、この陶器の産地として有名な「タラベラ・デ・ラ・レイナ」からとって、「タラベラ焼き」と呼ぶようになりました。メキシコタイルが「タラベラタイル」とも呼ばれる所以です。

こうして、メソポタミア時代に誕生したこの焼き物は、アフリカ、ヨーロッパ、そしてイスラム文化の影響をうけメキシコに伝わりました。そしてさらにメキシコで独自の文化と発展が加わったことにより、数多くの文明と文化が融合した独特の色鮮やかな焼き物が誕生したのです。

メキシコタイルの特徴

大胆な配色と自然をモチーフにしたエネルギッシュなパターン。誕生から発展まで、このタイルの持つ歴史を紐解いてみると、長年にわたり培ってきた様々なストーリーが、タイル一枚一枚に込められているように感じられてきます。

ボウクス・タイルマーケットで取り扱っているメキシコタイルは、全てmade in Mexicoのハンドメイドタイル。それが故にピシッとした輪郭ではなく、実寸法や厚みもまばらです。でもこれぞメキシコタイル!この不揃いさまで入れて、メキシコタイルの「味」なのです。

メキシコタイルの魅力

メキシコタイルの魅力
メキシコタイルは一枚で見ると絵画のような存在感がありますが、何枚か組み合わせてみるとその場に溶け込む不思議な模様へと変化します。
無地と柄、規則性と不規則性。メキシコタイルの魅力は、無限大のコーディネートを可能にするそのラインナップの多さにあるといえます。

メキシコタイルの使い方

青山スペインバル「TORO」
メキシコ料理屋さんやワインバルなどにもご採用いただいています。ラテンな内装はお酒も進む!
>>>>青山スペインバル「TORO」
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タラベラ焼き いろいろ

太陽をモチーフにしたタラベラ焼きの壁掛け
インパクト大な太陽をモチーフにしたタラベラ焼きの壁掛け
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タラベラ焼きのソープディッシュ
>>>>ソープディッシュ

タラベラ焼きのソープディスペンサー
>>>>ソープディスペーンサー

タイルを貼るのが難しいお家にはワンポイント雑貨にタラベラ焼きを取り入れてみてはどうでしょうか?
ボウクス・タイルマーケットではメキシコタイルにぴったりのタラベラ焼き雑貨も取り扱っています。

最新のラインナップ

実はメキシコタイルの柄パターンは現在進行形で更新中。
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