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主要タイルメーカー比較5選|特徴の違いと後悔しない選び方

tile maker comparison

主要タイルメーカー比較5選|特徴の違いと後悔しない選び方

タイルメーカーを比較するときは、知名度だけで選ぶのではなく、貼る場所・空間の雰囲気・使い勝手まで含めて考えることが大切です。
この記事では、弊社で主にお取り扱いしている代表的なタイルメーカー5社(名古屋モザイク工業、平田タイル、LIXIL、キャン’エンタープライゼズ、Tile Capsule)の特徴を整理しながら、どのような違いがあるのか、どんな基準で選ぶと失敗しにくいのかを分かりやすく解説します。

※掲載内容は記事作成時点(2026年3月26日)の情報をもとに整理しています。仕様や対応可否は、各メーカー・各商品ページでご確認ください。

結論|メーカー比較で最初に見るべきポイント

タイルメーカー比較で重要なのは、どのメーカーが一番優れているかではなく、自分がつくりたい空間に合う方向性かどうかです。 比較の入り口としては、次の3つを押さえると絞りやすくなります。

比較の基本軸

  • デザインの方向性:シンプル、素材感重視、個性派、柄物など
  • 使う場所との相性:キッチン、洗面、玄関、リビング、店舗など
  • 実物の印象:凹凸、色幅、光沢、目地を入れたときの見え方

たとえば、デザインの幅広さで比較したいなら名古屋モザイク工業、住宅とのなじみやすさを重視するならLIXILや平田タイル、 ブリックや石の素材感を重視するならキャン’エンタープライゼズ、世界観のある空間づくりを重視するならTile Capsuleが候補になりやすいです。

同じメーカーでもシリーズごとに印象は大きく異なるため、最終的には2〜3候補まで絞ってサンプルで確認するのが失敗しにくい進め方です。

タイルメーカー比較で迷いやすい理由

タイルメーカー比較が難しいのは、メーカーごとに得意なテイストや見せ方が異なるうえに、同じように見えるタイルでも、 実際に貼ったときの印象がかなり変わることがあるためです。

たとえば、モルタル調の落ち着いたタイルと、石目の流れが印象的なタイルでは、同じグレー系でも空間の雰囲気は大きく変わります。 また、カタログや商品写真ではよく見えても、光の当たり方や面積によって想像と違う印象になることもあります。

比較時に見落としやすい点

  • 小さなサンプルでは、面で貼ったときの印象が分かりにくい
  • 凹凸や目地の見え方は、写真だけでは判断しにくい
  • 見た目が好みでも、場所によっては使い勝手が合わないことがある

後悔しない選び方|先に決めたい3つのこと

タイルメーカーを比較するときは、最初に条件を整理しておくと、候補を絞りやすくなります。

後悔しないタイルの選び方

1. 貼る場所を決める

キッチン、洗面、玄関、リビング、店舗など、使う場所によって優先したいことは変わります。 水まわりでは掃除のしやすさ、玄関やリビングでは面で見たときの存在感が大切になりやすいです。

2. 目指す雰囲気を決める

ナチュラル、ホテルライク、和モダン、海外風など、理想の雰囲気を先に整理すると、 メーカーごとの方向性の違いが見えやすくなります。ムラ感、石目、ブリック、柄物など、主役にしたい要素をひとつ決めるのも効果的です。

3. お手入れや使い方をイメージする

凹凸の大きいタイルや、目地の存在感が出やすいタイルは魅力的ですが、場所によっては汚れやすさや掃除のしやすさも気になります。 見た目だけでなく、使い方まで含めて考えると後悔を減らしやすくなります。

主要タイルメーカー一覧

タイルメーカーには、住宅で採用しやすいブランドから、デザイン性の高い輸入タイルを多く扱うブランドまで幅があります。 最初からひとつに絞るのではなく、まずは全体像を把握してから比較すると判断しやすくなります。

代表的なメーカー・ブランドの例

  • 名古屋モザイク工業
  • 平田タイル
  • LIXIL(INAX)
  • キャン’エンタープライゼズ
  • Tile Capsule
  • Danto
  • リビエラ
  • ダイナワン
  • アイコットリョーワ など

主要5社の特徴比較

名古屋モザイク工業|デザインの幅が広く、比較の起点にしやすい

名古屋モザイク工業ロゴ名古屋モザイク工業は、デザインの選択肢が広く、見た目の好みから比較を始めたい方に向いているメーカーです。 モルタル調、柄物、立体感のあるシリーズなど幅広く、アクセント使いにも主役使いにも対応しやすい傾向があります。モザイクタイルシミュレーションを使ったオリジナルタイルを作れるのも特徴です。

  • デザインのバリエーションが豊富
  • 空間の印象をはっきりつくりたいときに比較しやすい
  • シリーズごとの個性が分かりやすい
    名古屋モザイク工業リトムを使った洗面所施工事例

平田タイル|住宅全体とのバランスを見ながら選びやすい

平田タイルロゴ平田タイルは、空間全体との調和を重視したい方に向いています。 主張が強すぎず、住宅になじみやすいシリーズも多いため、インテリア全体のまとまりを意識して選びたい場合に比較候補へ入りやすいメーカーです。

  • 住宅空間とのなじみを意識して選びやすい
  • シンプルから上品なテイストまで比較しやすい
  • 住宅全体のバランスを整えたい場合に向いている
    平田タイルジェネシスを使ったキッチン店舗施工事例

LIXIL(INAX)|知名度が高く、住宅検討の中で比較しやすい

LIXILロゴLIXILは、住宅設備とあわせて検討されやすく、タイルに詳しくない方でも比較の入口として捉えやすいメーカーです。 特にエコカラットのようにシリーズ名で認知されている商品もあり、玄関やリビングの印象づくりで候補に挙がりやすい傾向があります。

  • 知名度が高く、比較対象として分かりやすい
  • 住宅の計画と並行して検討しやすい
  • シリーズ単位で比較を進めやすいリクシルエコカラットプラスのラフクォーツ事例|

キャン’エンタープライゼズ|ブリックや石の素材感を重視したい方向け

キャン’エンタープライゼズロゴ

キャン’エンタープライゼズは、ブリックや石積み調のような素材感のある表情を重視したい方に向いています。 陰影や重厚感、あたたかみを壁面に加えたいときに比較しやすいメーカーです。

  • ブリックや石の表情を活かしやすい
  • 壁そのものを空間の印象づくりに使いやすい
  • 住宅にも店舗にも取り入れやすいシリーズがあるキャン’エンタープライゼズのキャン’ブリックを使った施工事例

Tile Capsule|世界観やデザイン性を重視して選びたい方向け

Tile CapsuleロゴTile Capsuleは、デザインだけでなく、空間全体の世界観やストーリー性を重視したい方に向いています。 海外テイストや個性的な空間づくりを意識する場合に、比較候補として相性のよいブランドです。

  • 世界観のある空間づくりをしやすい
  • 個性やデザイン性を重視したい場合に向いている
  • 店舗やホテルライクな空間とも相性がよいTile Capsuleのnandatilesの施工事例

※Tile Capsuleは複数ブランドを取り扱っています。この記事でタイル例として紹介しているのは、次の4ブランドです。

※上記は各メーカーの代表的な傾向をもとに整理しています。最終判断はシリーズ単位で確認するのがおすすめです。

タイプ別|どんな人にどのメーカーが向いているか

  • デザインの選択肢を広く見たい:名古屋モザイク工業
  • 住宅全体とのなじみを重視したい:平田タイル、LIXIL
  • 素材感や陰影を大切にしたい:キャン’エンタープライゼズ
  • 世界観や個性を重視したい:Tile Capsule

どのメーカーにも強みはありますが、実際には「メーカー名」だけで決めるより、「自分がつくりたい空間に近いか」で絞るほうが判断しやすくなります。 迷った場合は、候補を2〜3つまで整理したうえで、シリーズや実物サンプルを比較するのがおすすめです。

比較の参考になるタイル7選

※ここではメーカー比較の参考として、テイストの異なるタイル例を掲載しています。仕様や対応場所は各商品詳細ページをご確認ください。

クロジョーロ(名古屋モザイク工業)

色の奥行きやムラ感を楽しみたい方に向いているシリーズです。単調になりすぎず、壁にほどよい表情をつくりたいときの比較候補として検討しやすい一枚です。

  • 材質:I類(磁器質)
  • 製造国:イタリア
  • 標準寸法:240 × 57.5 × 10 mm
  • 形状:長方形 / サブウェイタイル
クロジョーロ

名古屋モザイク工業

クロジョーロ
品番:MRZ-F7020/240×57.5角平
¥9,108(税込)/ケース

エコカラットプラス ストーングレース(LIXIL)

石目の流れを活かした上質感を求める方に向いているシリーズです。大判ならではの見え方が特徴で、玄関やリビングなど、面として美しく見せたい場所の候補にしやすいです。

  • 製造国:日本
  • 標準寸法:605 × 302 × 7.0 mm
  • 形状:大判 / 長方形
  • デザイン:ストーン調
ストーングレース(グレー)エコカラットプラス

LIXIL

ストーングレース(グレー)エコカラットプラス
品番:ECP-630/STG1N/606×303角平
¥3,124(税込)/枚

キャン’ブリック マンチェスター(フラット)(キャン’エンタープライゼズ)

ブリックならではの陰影やあたたかみを求める方に向いています。目地や貼り方によって印象が変わりやすく、施工事例とあわせて確認すると比較しやすいシリーズです。

  • 材質:セメント・モルタル / れんが
  • 標準寸法:211〜240 × 60〜80 × 18〜21 mm
  • 形状:長方形
  • サイズ:フラット
マンチェスター MC-1

キャン’エンタープライゼズ

キャン’ブリック マンチェスター
品番:CFPMC1/フラット
¥11,245(税込)/ケース

DYROY - ディロイ(BLUE)(HARMONY - PERONDA GROUP)

青のニュアンスをアクセントとして取り入れたい方に向いています。小さめのフォーマットのため、色だけでなく目地との組み合わせまで含めて比較すると、完成後の印象を想像しやすくなります。

  • 材質:III類(陶器質)
  • 標準寸法:100 × 100 × 8.5 mm
  • 形状:正方形 / 100角前後
  • カラー:青・ブルー
DYROY - ディロイ(BLUE)

HARMONY - PERONDA GROUP

DYROY - ディロイ(BLUE)
品番:HA-DYR29010/100×100角
¥209(税込)/枚

TERRA - テラ(VALENTINA)(NANDA TILES)

小ぶりなサイズ感とやわらかな表情で、ぬくもりのある雰囲気をつくりたい方に向いています。サテン仕上げや色幅のある表情が特徴で、ナチュラルな空間とも相性がよいシリーズです。

  • 材質:I類(磁器質)
  • 製造国:スペイン
  • 標準寸法:115 × 115 × 8.5 mm
  • 特徴・性能:耐凍害 / 床暖房対応
TERRA - テラ(VALENTINA)

NANDA TILES

TERRA - テラ(VALENTINA)
品番:ND-TR12R614/115角
¥291(税込)/枚

JAZZ - ジャズ(NATUCER)

凹凸による陰影を楽しみたい方に向いています。照明の当たり方で表情が変わりやすいため、昼と夜の見え方の違いも意識して比較すると判断しやすくなります。

  • 材質:I類(磁器質)
  • 製造国:スペイン
  • 標準寸法:約170 × 400 × 約7〜13 mm
  • 特徴・性能:耐凍害
JAZZ - ジャズ

NATUCER

JAZZ - ジャズ
品番:nt0013/170×400角
¥19,899(税込)/ケース

FONDANT - フォンダン(DECOR FONDANT BLANC)(MAINZU)

柄で空間に遊び心を加えたい方に向いています。柄物は使用範囲によって印象が大きく変わるため、一面使いにするか、ポイント使いにするかを先に決めて比較するのが大切です。

  • 材質:I類(磁器質)
  • 製造国:スペイン
  • 標準寸法:200 × 200 × 8.4 mm
  • 特徴・性能:耐凍害 / 床暖房対応
FONDANT - フォンダン(DECOR FONDANT BLANC)

MAINZU

FONDANT - フォンダン(DECOR FONDANT BLANC)
品番:PT03589/200角
¥440(税込)/枚

比較表

※価格や販売単位は商品ごとに異なるため、ここではテイストや使い方の違いを中心に整理しています。

商品 特徴 サイズ目安 向いている場所 印象
クロジョーロ 色の奥行きとムラ感が魅力 240 × 57.5 × 10 mm キッチン、壁アクセント 表情豊か
ストーングレース 大判で上質感を出しやすい 605 × 302 × 7.0 mm 玄関、リビング 落ち着いた高級感
マンチェスター(フラット) ブリックの素材感を楽しめる 211〜240 × 60〜80 × 18〜21 mm 店舗、アクセントウォール 重厚感、あたたかみ
DYROY(BLUE) 青のニュアンスで印象をつくる 100 × 100 × 8.5 mm 洗面、壁のポイント使い 軽やか、個性的
TERRA(VALENTINA) 小ぶりでやさしい表情をつくれる 115 × 115 × 8.5 mm 洗面、キッチン、床 ナチュラル
JAZZ 陰影が強く、壁に立体感が出る 約170 × 400 × 約7〜13 mm 照明を活かした壁面 陰影が主役
FONDANT(DECOR) 柄でアクセントをつくりやすい 200 × 200 × 8.4 mm ポイント使い、一面使い 遊び心

サンプル確認で後悔を減らすコツ

タイルは、光・距離・目地の組み合わせによって印象が変わります。比較記事で候補を絞ったあとは、実物を見て判断することで、完成後のギャップを減らしやすくなります。

  • サンプルは2〜3点に絞って比べる
  • できれば目地色も2案で検討する
  • 貼る場所の写真があるとイメージしやすい
目地色Aと目地色Bの比較(同じタイルで印象が変わる例)

目地色は「タイルを主役にする」か「目地のラインを効かせる」かで選びやすくなります。

比較の段階で迷った場合は、メーカー名で決め切るのではなく、候補の商品を少数に絞ってから見比べるほうが判断しやすくなります。

よくある質問

Q1. タイルメーカーは何を基準に比較すればよいですか?

A. まずは、貼る場所、理想の雰囲気、お手入れのしやすさの3つで比較するのがおすすめです。メーカー名だけで選ぶより、自分の空間に合う方向性で絞るほうが判断しやすくなります。

Q2. 有名なメーカーを選べば失敗しにくいですか?

A. 比較の入口としては分かりやすいですが、最終的な満足度はシリーズとの相性で変わります。有名メーカーでも、空間や使い方に合わないと違和感が出ることがあります。

Q3. デザイン重視ならどのメーカーが向いていますか?

A. デザインの幅広さで比較したいなら名古屋モザイク工業、世界観や個性を重視したいならTile Capsuleが候補に入りやすいです。

Q4. 住宅になじみやすいメーカーはありますか?

A. 住宅全体とのバランスを見ながら選びたい場合は、平田タイルやLIXILが比較しやすい候補になりやすいです。

Q5. 比較記事を読んでも決め切れない場合はどうすればよいですか?

A. 候補を2〜3点まで絞って、実物サンプルを比較するのがおすすめです。写真だけでは分からない凹凸や色味、光の反射まで確認しやすくなります。

Q6. 価格だけで比較しないほうがよいのはなぜですか?

A. タイルは、見た目やサイズ感、施工後の印象が満足度に大きく影響します。価格だけで決めると、完成後にイメージとのズレが出ることがあります。

まとめ

主要タイルメーカーを比較するときは、どのメーカーが一番よいかを探すよりも、自分の空間に合う方向性を見つけることが大切です。 貼る場所、理想の雰囲気、使い方を整理してから比較すると、候補を無理なく絞りやすくなります。

そのうえで、気になるメーカーやシリーズを2〜3候補まで絞り、サンプルや施工イメージで確認すると、見た目と使いやすさの両方に納得しやすくなります。