
※当店では「メキシコタイル」としてご紹介しています。一般には「メキシカンタイル」と呼ばれることもあります。
メキシコタイルのポイント
- 鮮やかな色彩と素朴な手仕事感が、空間に「陽気さ」と「温度」を足してくれる。
- 1枚だと絵画のように主役、複数枚だと模様として空間になじむ。
- 柄×無地、規則×不規則でコーディネートの幅が広い。
メキシコタイルの歴史

13世紀後半ごろからイタリアの中部で陶器の生産が盛んに行われていました。これが所謂「マヨリカ焼き」と言われるものです。 マヨリカ焼きは「錫釉(すずゆう)」という鉛を含む釉薬で色づけされた陶器で、地中海に浮かぶ「マヨルカ島」からその名がついています。
もともとイスラム教徒からはじまった技法を用いたこの陶器は、イタリア産とスペイン産が主流となって流通しました。 そのスペインがメキシコを征服したことによって、メキシコにもこの製造技法が伝わったとされています。
新しい産業を手にしたメキシコは、スペインの職人に敬意を示す意として、この陶器の産地として有名な「タラベラ・デ・ラ・レイナ」からとって、 「タラベラ焼き」と呼ぶようになりました。メキシコタイルが「タラベラタイル」とも呼ばれる所以です。
こうして、メソポタミア時代に誕生したこの焼き物は、アフリカ、ヨーロッパ、そしてイスラム文化の影響をうけメキシコに伝わりました。 さらにメキシコで独自の文化と発展が加わったことにより、数多くの文明と文化が融合した独特の色鮮やかな焼き物が誕生したのです。
メキシコタイルの特徴
大胆な配色と自然をモチーフにしたエネルギッシュなパターン。 誕生から発展まで、このタイルの持つ歴史を紐解いてみると、長年にわたり培ってきた様々なストーリーが、タイル一枚一枚に込められているように感じられてきます。
ボウクス・タイルマーケットで取り扱っているメキシコタイルは、メキシコ製ならではの手仕事感を楽しめる装飾タイルです。 ピシッとした輪郭ではなく、実寸法や厚みがまばらな表情もあります。でもこれぞメキシコタイル。 この不揃いさまで含めて、メキシコタイルの「味」なのです。
メキシコタイルの魅力
メキシコタイルは一枚で見ると絵画のような存在感がありますが、何枚か組み合わせてみるとその場に溶け込む不思議な模様へと変化します。
無地と柄、規則性と不規則性。メキシコタイルの魅力は、無限大のコーディネートを可能にするそのラインナップの多さにあるといえます。 「主役」と「余白」を行き来できるのが、長く愛される理由のひとつです。
メキシコタイルを眺める(柄/無地)
※施工の注意点や使える場所/使えない場所(床・浴室・屋外・凍結など)は別記事にまとめています: メキシコタイル(メキシカンタイル)使い方と注意点
柄のメキシコタイル例
無地のメキシコタイル例
ラインナップ全体は メキシコタイルの商品一覧 で確認できます。
メキシコタイルの使い方(アイデア)
メキシコ料理屋さんやワインバルなどにもご採用いただいています。ラテンな内装はお酒も進む! 入口から見える壁や、カウンターまわりなど「視線が集まる場所」に入れると、空間のキャラクターが立ち上がります。
住宅では、洗面の一角やキッチンのバックガードなど、日常の中でふと目に入る場所に入れるのも人気。 “少しだけ”でも気分が変わるのが、装飾タイルの楽しいところです。
ポイントで遊ぶ:ミニサイズ・ボーダーのメキシコタイル
シリーズ内にはミニサイズやボーダーの提案もあります。ニッチの背面や“縁”のアクセントなど、小さな見せ場で表情を足したいときに便利です。
タラベラ焼き いろいろ
インパクト大な太陽をモチーフにしたタラベラ焼きの壁掛け。 タラベラ焼きの商品一覧を見る
タイルを貼るのが難しいお家には、ワンポイント雑貨にタラベラ焼きを取り入れてみてはどうでしょうか? メキシコタイルにぴったりの“色”を、気軽に楽しめます。
最新のラインナップ

実はメキシコタイルの柄パターンは現在進行形で更新中。 新柄の入荷をいち早く知りたい方は、ぜひボウクス・タイルマーケットのメルマガにご登録ください。
先行予約やシークレットセールのお知らせもあるかもです!
よくある質問
Q. メキシコタイルとメキシカンタイルは別物ですか?
A. 当店では「メキシコタイル」としてご紹介しています。一般には「メキシカンタイル」と呼ばれることもあります。
Q. タラベラタイルとは?
A. 歴史的背景からメキシコの焼き物は「タラベラ焼き」と呼ばれることがあり、その流れで「タラベラタイル」と呼ばれることもあります。
Q. 施工の注意点(床/浴室/屋外など)はどこで確認できますか?
A. 使い方・注意点は別記事にまとめています: メキシコタイル(メキシカンタイル)使い方と注意点
まとめ
メキシコタイルは、鮮やかな色彩と素朴な手仕事感で、空間に“陽気さ”と“温度”を足してくれる装飾タイルです。 1枚では絵画のように主役になり、複数枚では模様として空間になじむ――その振れ幅こそが最大の魅力。
柄と無地、規則と不規則。組み合わせ次第で印象が変わるので、「どこを主役にするか」「どこを余白にするか」を決めてから選ぶとまとまりやすくなります。
※施工の注意点や、使える場所/使えない場所(床・浴室・屋外・凍結など)の確認は、別記事で詳しくまとめています。

