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重いコンクリートブロックはもう不要|軽量「ブロックフェイス」の魅力
インダストリアルな質感と温かみのある無骨さが魅力のコンクリートブロック。近年では、その独特な表情が再評価され、インテリア素材として積極的に採用する方が増えています。しかし、本物のブロックは重く、施工が難しいという課題がありました。 この記事では、その歴史と美学に触れながら、従来の課題を解決する画期的なコンクリートブロック風タイル「ブロックフェイス」の魅力をご紹介します。DIYで手軽に理想の空間をつくりたい施主の方から、新しいデザイン素材を探している店舗設計者の方まで、きっと役立つヒントが見つかるはずです。 コンクリートブロックは「歴史の語り部」 インダストリアルな質感と温かみのある無骨さが魅力のコンクリートブロック。近年ではその独特な表情が評価され、インテリア素材として積極的に採用する人が増えています。 実はこのブロック、古代ローマの建築技術にそのルーツを持ち、時代を超え、進化してきた奥深い素材です。 起源はなんと約9000年前! 無筋コンクリートでできた世界最大にして最古のドーム(ローマのパンテオン) コンクリートの歴史は驚くほど古く、最古の使用例はなんと約9000年前にまで遡ると言われています。 そして約2000年前、イタリア・ローマ時代に「ローマンコンクリート」が登場。 この時代には、火山灰を混ぜた高度な混合技術が生まれ、パンテオンなどの大建築物に使用されていました。 ブロック化で「都市を形作る」素材へ やがて19世紀末、ドイツで舗装用のコンクリートブロックが開発され、20世紀初頭には機械による大量生産が進んだことで、都市空間を支える建材へと進化しました。特に戦後の日本では、復興の象徴として不燃性や簡易施工が評価され、全国で爆発的に普及しました。 このようにコンクリートブロックは「機能美」と「大量生産技術」の融合により、近代建築の礎となったのです。 “歴史ある質感”を軽やかに現代空間へ CAN'STYLE「BLOCK FACE(BLO)」とは? とはいえ、実際のコンクリートブロックを内装に使うには、重くて施工が大がかりになり、空間を狭めるというデメリットがつきものでした。そこで登場したのが、CAN'STYLEの「ブロックフェイス(BLO)」シリーズ。 軽量タイルだから、誰でも“ブロックの表情”を楽しめる! 「本物のブロックの質感を、そのまま薄く、軽く、自由に。」 「ブロックフェイス」は、まるで本物のコンクリートブロックをスライスしたかのようなデザインタイルです。重厚な質感はそのままに、本物のブロックのように重くないため、タイルのように壁面に手軽に施工できます。特別な工具や技術がなくても、DIYで理想の壁をつくれるのが大きな魅力です。 これまで施工の難しさから敬遠されがちだったコンクリートブロックの美しさを、より自由に、軽やかに取り入れられる画期的な素材です。 印象がガラリと変わる積みパターン紹介 さらに、施工方法によって空間の印象を自在に操れるのも、ブロックフェイスの大きな特長です。例えば、日本で一般的な「イモ積み」は整然とした安定感を演出しますが、アメリカで主流の「馬積み」は動きのあるモダンな印象を与えます。 欧米スタイルを取り入れた空間を提案したい方には、断然「馬積み」がおすすめ。ブロックの魅力を最大限に引き出す配置パターンとして、多くの施工例でも採用されています。 海外スタイルで個性を表現!張り方&アレンジ実例 海外のインテリアデザインでは「馬積みパターン」が主流で、ブロックフェイスでは、このスタイルが非常に映えます。 1. 馬積み×無塗装のコンクリート色- 素材そのものの魅力を活かす - あえて塗らず、無垢なコンクリート色のままで仕上げる。無機質でクールな佇まいが、空間に洗練された存在感をもたらします。 2.馬積み×ペイント仕上げ- アメリカンな雰囲気に - 好みのカラーをペイントすれば、アメリカンヴィンテージ風の印象的な壁に。自由な発想で、自分だけの空間をデザインすることができます。 3. 馬積み×左官によるエイジング加工- 味わいある仕上がりに - 左官によるエイジング仕上げで、奥行きと表情をプラス。ラフなのに上品。まるで時を重ねた本物のような質感が空間に広がります。 ブロックフェイスのご購入はこちらから メーカー公式ページはこちらから よくある質問(Q&A) Q1:本物のコンクリートブロックと何が違いますか? A1:「ブロックフェイス」は、本物のコンクリートブロックの質感を再現したセメント二次製品です。最大の違いは、重さと施工のしやすさにあります。本物と比べて格段に軽いため、施工が大がかりにならず、DIYやリフォームでも手軽に扱えます。 Q2:寸法にバラつきはありますか? A2:セメント成型品のため、寸法に約1.3%ほどの誤差が生じる場合がございます。そのため、施工の際は目地幅を10〜12mmに設定し、調整しながら貼り付けることをお勧めします。 Q3:目地は必ず必要ですか? A3:はい、必ず目地を入れてください。目地を入れないと、タイル裏面に水が回り込み、剥離の原因となる可能性があります。外壁に施工する場合は、タイル厚さの2/3以上まで目地材を充填してください。 Q4:屋外の壁や床にも使えますか? A4:「ブロックフェイス」は屋内壁面専用です。屋外壁面への施工は可能ですが、床面や凍結の恐れがある場所にはご使用いただけません。 Q5:メンテナンス方法を教えてください。 A5:日常のお手入れは、乾拭きや柔らかいブラシでホコリを落とす程度で十分です。なお、本製品はセメント製品のため、酸洗いは厳禁です。 まとめ|リフォームに最適!設計事務所・商業空間の現場でも高評価 CAN'STYLE ブロックフェイスは、住宅リノベーションから商業施設、オフィス、カフェまで、幅広い空間で活躍しています。 さらに、素材に理解の深い職人による施工対応も可能。素材の魅力を最大限に活かした丁寧な仕上がりで、理想の空間づくりをサポートします。 東京都: 大田区・世田谷区・目黒区・品川区・渋谷区・港区 ・千代田区・狛江市・調布市・稲城市・多摩市・町田市・日野市・国立市・府中市・八王子市 ほか 神奈川県: 川崎市・横浜市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・厚木市・相模原市・平塚市・海老名市・綾瀬市・大和市・座間市・寒川町 ほか その他エリア: 上記エリア外も対応できる場合がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。 📝 お見積もり・ご相談は無料! ボウクス・タイルマーケットでは、ブロックフェイスのメーカー「キャン’エンタープライゼズ」と連携して迅速な対応を行なっております。お気軽にご連絡ください。 ご不明な点はこちらから
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