ユッタ・ゲスル（JUTTA GOESSL）は、イーストロンドンを拠点とし多分野で活躍するマルチなデザイナー兼アートディレクターです。彼女のデザインとアートディレクションのキャリアは幅広く、長年一緒に働いてきた優秀なメンバーやそのチームとの連携・協力関係が彼女のデザインに反映されています。かつては、安積朋子のスタジオであるTNAのデザインの責任者を務め、またロウ・エッジズ（Raw-Edges）やバーバー・オズガビー（Barber Osgerby）などのデザイナーと共にプロジェクトに携わりました。 2020年に「メガネの田中チェーン株式会社」のためにTNAと共同で開発したアイウェアブランド「001. / One Dot」をリリースし、デザイン活動を開始しました。彼女の仕事は、新しいプロジェクトへの好奇心から生まれ、眼鏡のような小さな製品から大胆な彫刻家具コレクション、そして大規模な空間デザインやインスタレーションまで多方面にわたります。その美学には、常に内に秘めた好奇心旺盛な子供の遊び心が反映されています。 彼女は、ロンドンとオーストリアの田舎にある小さな村とでスタジオを経営し、都市と田舎の対照的な環境からインスピレーションを得た多様なアプローチを行っています。